日本伝統鍼灸学会会長 形井秀一
第2回経絡経穴研究会開催のお知らせ
2012年、第二次日本経穴委員会・運営委員会は、日本の経絡経穴研究の継続の重要性を鑑み、その活動を引き継ぐ会として「日本経絡経穴研究会」を発足させました。この新しい研究会の活動により、経絡経穴の研究が日本で継続的に行われることが期待されます。
昨年度、第1回経絡経穴研究会が開催され、「日本の経絡経穴研究の歩みとこれから」について、有意義な研究会が行われました。そこで今回は第2回目として、経絡研究、経穴研究の歩みと今後の課題について検討を進めたいと考えています。また、運営委員会で課題とされた教育上の理解を深める工夫等についても取り上げたいと考えております。
「第2回経絡経穴研究会」を下記のプログラムのように開催致します。
皆様のご参加をお待ち致しております。
平成26年7月20日
日本経絡経穴研究会運営団体
全日本鍼灸学会
日本東洋医学会
日本鍼灸師会
日本理療科教員連盟
東洋療法学校協会
第2回経絡経穴研究会
■日時:2014年9月28日(日)10:00~17:00
■会場:お茶の水女子大学共通講義棟1号館304教室
■主催:日本経絡経穴研究会(旧称:第二次日本経穴委員会)
■プログラム 第1部(10:00~12:00)
経絡研究の歩み①
司会:篠原昭二(九州看護福祉大学教授)
・経絡の走行に関する解剖学構造の関連:松岡憲二(元 明治東洋医学院専門学校 教員)
・経絡流注に関する古典研究の成果:浦山きか(北里大学東洋医学総合研究所 医史学研究部 客員研究員)
・経絡の教育における意義とその課題:橋本 巌(東京医療福祉専門学校 いわなみ鍼灸院)
〈昼休憩〉
■プログラム第2部(13:00~15:00)
経穴研究の歩み②
司会:河原保裕
((公社)埼玉県鍼灸師会 会長)
・日本の江戸前期諸流派の穴名の変遷課程に関する研究:大浦宏勝(東洋鍼灸専門学校 非常勤講師)
・五兪穴、要穴の(臨床的)意義:浦山久嗣(赤門鍼灸柔整専門学校 東洋療法教育専攻科 専任教員)
・経穴取穴の教育における課題と工夫:船水隆広((学)呉竹学園 東京医療専門学校)
〈coffee break〉
■プログラム第3部(15:30~17:00)
シンポジウム・・・経絡・経穴研究のこれから
司会:形井秀一
(筑波技術大学教授)
・経穴学の古代体系:桑原陽二(東京医療専門学校)
・杉山流に見る手技と、気血水の問題:大浦宏勝(略)
・古典研究の立場から:浦山久嗣(略) 17:30~19:00
懇親会(未定)
<参加申し込み方法>
・申込期間:平成26年7月25日〜9月10日
・申し込み方法:参加費(7000円)は、下記口座にお振り込みいただき、併せて、参加申込用紙をご記入の上、メールに添付して送付いただくか、ファクスで送信をお願いいたします。なお、教室のスペースに限りがありますので、先着順で120名様にさせて頂きます。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。また、懇親会(懇親会費:7000円)への参加を希望される場合には、研究会参加費と併せて、お振り込み頂きますようお願いいたします。なお、懇親会は、会場の都合により、先着50名様とさせて頂きます。
申し込みおよびお問い合わせメール:keiraku.research@gmail.com
お申し込みFax番号:0968-75-1937
お振り込み先口座:銀行コード0010 りそな銀行 店番313 口座番号 普通 1420208 りそな銀行 大塚出張所 宛先:日本経絡経穴研究会
第2回経絡経穴研究会【参加申込用紙wordデータ20kb】