国際部副部長 斉藤宗則
2015年度の世界鍼灸学会連合会(WFAS)の世界大会(WFAS Toronto 2015)が、2015年9月26日(土)~27日(日)、カナダ・トロントで開催されました。トロントはナイアガラの滝でも有名なところです。会場は、ピアソン国際空港に近い、インターナショナルプラザホテルでした。また、前日の9月25日(金)には執行理事会も行われました。
全日本鍼灸学会国際部の先生方と協力して、次年度に控えたWFAS Tokyo/Tsukuba 2016の広報活動を行ってきました。執行理事会では次年度会頭である後藤修司先生がプレゼンテーションを行い、プロモーションビデオ(大会webに公開予定)で紹介された日本鍼灸の手技に対して、大きな拍手が送られました。大会期間中は会場にブースを作り、WFAS Tokyo/Tsukuba 2016の広報活動を行いました。ビデオに映る手技に興味を示す方も多くいました。
トロント大会のテーマは「交流・協力・革新」で、今回も基調講演から即興の実技供覧まで幅広い内容が見られました。閉会式では、初めてと思われる学生ポスターの表彰で、3名のうち2位と3位で日本人が表彰され、来年に向けて幸先のよい閉幕となりました。今大会の模様を含め、WFAS世界大会の魅力を第43回東京大会にて報告させていただきます。