「鍼灸師の自己規定に関するアンケート調査」ご協力のお願い

社会鍼灸学研究会

 社会鍼灸学研究会は、現代社会における鍼灸と社会の関わりを考える場として、毎年研究会を開催していますが、今年で18回となります。 昨年より、複数年に渡るテーマとして「鍼灸のアイデンティティーとは何か」を設定していますが、今年度もより深く、日本の鍼灸の実相に切り込み、考えていきたいと考えています。本年は、11月3日(金、祭日)と4日(土)の開催です。

 日本の鍼灸師は、国家資格の免許制度の下で施術を許されていまが、現代日本社会では、鍼灸師が「医療職」として広く国民に受け入れられているのか、確かでない側面があります。また、鍼灸施術のメソッドは伝統的なものから現代西洋医学、物理療法に立脚するものまで幅が広く、このことが社会での鍼灸師に対する認識の曖昧さの一因になっているかもしれません。

 こうした状況の中で、鍼灸師自身がどのように自己の立場を考えて、日常臨床を行なっているのか、またどのような考え方や方法に基づいた治療を行なっているのかを明らかにすることは、これから鍼灸がどのように社会に受け入れられるようになるかを考える貴重な材料となります。

 このような問題意識に基づき、皆様のご協力のもとにアンケート調査を行いたく、臨床家の皆様にご協力をお願いする次第です。

 アンケートのご回答締め切りは10/15とさせていただきます。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

アンケートフォームへは、下記のURLまたはQRコードから入れます。
なお、本調査は無記名です。集計されたデータは本調査実施の社会鍼灸学研究会及び鍼灸関連学会での発表、投稿論文以外に使用されることはありません。
また、本調査は国立大学法人筑波技術大学による研究倫理審査で承認を受けています(承認番号2023-24) 。

【調査フォームURL】https://forms.gle/9qz8GPxTApHnpFDz9

【調査フォームQRコード】

【問い合わせ先】
社会鍼灸学研究会
事務局
調査実施代表者 嶺 聡一郎;dokascadokasca@gmail.com