第47回日本伝統鍼灸学会学術大会 東京大会

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jtams 第47回日本伝統鍼灸学会学術大会 東京大会

ご挨拶

 本年秋に開催されます第47回日本伝統鍼灸学会学術大会は、3年ぶりに東京で開催されます。
本学術大会は、これまでの「日本伝統鍼灸学会の確立に向けて」という主題に沿って、さらにそれを推し進めるべく「日本の鍼灸の発想と継承」との副題を設けました。これまでの鍼灸がどのようであったか、またこれからの鍼灸はどのようであるべきかを追求する大会にしたいと考えています。
実技面では、ビデオ映像を交えて主だった臨床家の実技を解説して頂き、それらを末永く記録として残します。これはテーマの「継承」に相当する部分です。 

 また、「発想」に関係する内容として、色々な日本の鍼灸の共通部分を再認識する場にしたいと考えています。その思考材料の一つとして「易経」も取り上げ、日本の臨床が日頃治療効果を上げている理由を互いに認識し合う場にしたいと考えます。そのような認識の共通部分が将来広がれば、日本の鍼灸は「日本鍼灸」として大きな力を発揮し、さらには世界の鍼灸をまとめる力となるのではないか、と思われます。 

 会場は、前回の東京大会と同じく江東区のタワーホール船堀です。都営地下鉄新宿線の船堀駅から約1分の至近の所です。
これまでの準備に色々な方のご協力を頂きましたこと、ここに厚く感謝申し上げます。当日は一人でも多くの方の参加を頂き、実行委員一同、大会が意義あるものとなりますことを心から願っています。 

大会会頭 小林詔司