jtams 第51回日本伝統鍼灸学会学術大会 広島大会

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jtams 第51回日本伝統鍼灸学会学術大会 広島大会

ご挨拶

会頭代理あいさつ

第51回日本伝統鍼灸学会学術大会(第31回日本刺絡学会学術大会併催)の大会会頭代理をさせていただきます日本刺絡学会会長の清水尚道と申します。今回の大会では広島県の南絵美子先生が大会会頭をされる予定でしたが、誠に残念なことに昨年12月に急逝されました。実行委員会では松木宣嘉実行委員長のもと、南先生の方針に則って準備を進めていたこともあり、可能であれば南先生の御遺志を引き継いで広島大会を開催したいと考え、日本伝統鍼灸学会理事会のご承認をいただいて、故南絵美子先生を大会会頭としたまま、代理をおくという体制で運営することになりました。
今回の広島大会では、4年前の学術大会と同様に、日本刺絡学会の学術大会も併催することで準備を進めてまいりましたので、私が第51回学術大会の会頭代理を務めさせたいただくことになった次第です。
故南大会会頭をはじめ、実行員会のメンバーも若手から中堅の鍼灸師が多く、積極的に鍼灸界の著名な先生方にご講演、ご発表のご依頼をさせていただき、大変魅力ある学術大会になると自負しております。また、鍼灸界に新しい風を吹き込むことができればと思いサブテーマとして「風は西から」を掲げ、新しいチャレンジもしてまいります。
皆様方におかれましては、ご多忙とは存じますが、何卒、第51回学術大会にご来場いただき、新たな視点を加えていただければと思っております。
最後になりましたが、今大会の成功を夢見ていた故南絵美子先生の、ご冥福をお祈りするとともに、会頭として目指しておられた学術大会に少しでも近づくように努力をしていきたいと思います。
どうぞ、皆様方よろしくお願い申し上げます。

第51回日本伝統鍼灸学会学術大会 会頭代理 清水尚道

実行委員長あいさつ

第51回日本伝統鍼灸学会学術大会は平成15年の第31回大会以来の広島県で、広島市内では初の開催となります。広島は伝統医学と浅からぬ縁があり、古方派の吉益東洞、星野木骨の星野良悦、医学史の富士川游・呉秀三を輩出しました。そんな広島の地で50年の節目の翌年、日本伝統鍼灸学会の新たな一歩を踏み出す大会が開催されることは、新たな歴史が始まるのに良い場所ではないでしょうか。
しかし、今大会の準備は簡単なものではありません。史上最年少女性会頭の南絵美子先生が急逝され、失意の中で彼女が思い描いていた大会を実行すべく、清水尚道会頭代理のもと実行委員一同で準備に取り組んでおります。絵美子先生のライフワークというべきものは、女性鍼灸師をテーマとしたものでした。そのため今大会では女性をテーマとしたプログラムを多数準備しております。
また、今大会は第46回大会に続いて日本刺絡学会との併催です。刺絡は伝統鍼灸を語る上で外すことの出来ない治療法であり、日本伝統鍼灸学会で取り上げるべきテーマであるため、前回の併催に引き続き議論を深めることが出来ればと思っています。
さらに、今大会では昨年の創立50周年記念賞を受賞された先生にも多数登壇して頂く予定です。今日の日本伝統鍼灸を牽引しておられる先生のご講演を一度に見ることのできる、またとない機会となります。
このように今大会の魅力、それはプログラムをご覧頂けましたら自明のことでしょう。オールドスクールからニュースクールまでを網羅した内容を準備しております。
10月末、広島の地でお会いしましょう。広島でお待ちしております。

第51回日本伝統鍼灸学会学術大会 実行委員長 松木宣嘉

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